YAMAHAのカスタムモデル YTR-850です。 イエローブラスの一枚取りベル仕様で2007年から現行品が発売されるまで販売されていたモデルとなります。 明るいクリアラッカー仕上げで、くせのないサウンドと快適な吹奏感で、吹奏楽からジャズ、オーケストラまでジャンルを問わず愛用されている人気モデルの一つです。 精度の高いバルブケーシングとブラスと洋白による構成で、遠鳴りのするダイナミックな響き、倍音が多めで奥行きのある音色と深い余韻が味わえます。 数年前に整備完動品として新品で入手し、愛用してきました。 ラッカーのゴールドと洋白のシルバーのツートンカラーで、華やかな外観も特徴です。 目立つキズと言えば、画像13の指が当たる部分の一部ラッカー剥げと、画像14のチューニングパイプ洋白部分のキズで、私が誤ってチューナーで挟んだまま、動かしてしまいキズつけたもので、それ以外は目立つキズはありません。 チューニングスライドをリバース化するだけで吹奏感が変わるわけですから、凹みが音や吹奏感に影響を与えないことなどあり得ませんが、この機体に関しては、よく見ても目立つ凹みは無いと思います。 画像のとおりですので、よくご覧になってください。 各スライド、バルブ、ピストン等に固着や密閉抜けはありません。 幸い、私が丁寧に扱い、平素はバルブケースプロテクターを装着して使っていたため、新品にみられる、バルブケーシングのラッカー剥がれやメッキ浮きもありません。 あまり磨き込むことを避けてきたため、ラッカー特有の磨きキズや曇りもほとんどないと思います。 専用ケースに入れて発送します。ショルダーベルトも付属します。こちらも金属部分の剥がれもなく、美品ですので丁寧に梱包して発送します。 マウスピースはYAMAHAの中級者向けの14B4をお付けします。 この度、特別な機体を入手したことから、手放すことにしました。 既に850シリーズからは、ラッカーモデル、ゴールド色のモデルがなくなってしまいましたが、華やかな外観と、手入を怠ればすぐに黒ずんでしまうシルバーメッキのモデルよりも扱いやすいかもしれません。 また、同じYAMAHAのスチューデントモデルの3XXや4XXXシリーズを選ぶなら、作りの精度や、鳴らしやすさ、響きの良さなど、このカスタムモデルの方が圧倒的に満足出来ると思います。