【商品詳細】 作家：内野 隆文 作品名：「星のロザリオ」 年代：2023年 技法：厚紙にアクリル イメージサイズ：36.4×25.7cm 額サイズ：50.3×39.5×2.7cm サイン：有 【作家略歴】 1980年生まれ。 地方の大学（経済学部）を卒業後、税理士事務所や企業の経理として働く。 2008年、勤めていた会社が倒産し、ハローワークで現在の企業に就職。東京に飛ばされる。 2016年、独学で絵を描き始める。 個展、グループ展、アートフェア、注文制作など多数。 ************************************************ 「肖像」シリーズについて 肖像は、かつてどこかに存在したかもしれない者たちの残影である。 時を経てその存在した事実が薄らいでいくように、時代も地域も、ときに性別すら不明瞭にした。 その人物を知る術はもはや無いが、彼らは皆、静かに凛とした佇まいを永遠に守っている。 古典的宗教画がイメージの土台にあり、それは１人の聖人が描かれた小さな板絵である。 誰かが大切に所有し、その家族が数百年にわたって祈りをささげてきた。 板は反って亀裂が入り、絵具は色褪せて所々剥がれている。 しかし聖人の美しさは褪せることなく、むしろ長い年月を耐えいっそう美しく、朽ちてなお崇高である。 ************************************************ 銀色の髪が風になびく、匿名の人物。 まぶたの裏側にかすかに残る残像を思わせる朧な姿でありがなら、まっすぐな瞳には強い芯が宿っています。 民族や時代を超えた「祈り」という普遍的な概念を象徴的に表現した作品です。 さり気ない彫り装飾のアクセントが上品な、ブラウンの額を合わせました。 塗装の奥から金箔の輝きが透けて見える美しいデザインで、黒い布マットが神秘的な作品世界とぴたりと調和しています。 額は、作品のイメージを元に制作した、職人によるオリジナルフレームです。 壁掛けが基本ですが、棚などに立て掛けて飾ることもできます。 反射の都合上、アクリル板を抜いて撮影しています。 実際の色味とは若干異なっている可能性があります点、ご了承ください。 ご利…