自作の小型送信管1626（VT-137）のパラ・シングル・アンプです。 送信管ですが、トリウム・タングステンのフィラメントの直熱管ではありませんので、電球のようには光輝きません。 小出力ですが、送信管らしく特に中域音では艶のある質の高い音を聞かせてくれます。 出力は約１.５Wですが十分な音量です。 ■元々はロフチン・ホワイト回路によるものをCR結合の２段アンプに回路変更したものです。 ■ボリュームは付いていませんので、プリ・アンプ（コントロール・アンプ）と合わせて使用してください。 ■電源コードの予備がなくなりましたので、新品のコネクターを付けますので、ご自分でコードを半田付けしてください。 ■真空管は全て新品同様のものです。（音の比較等で1週間ほど使用しただけのものです） ■このアンプの出力管1626の１本あたりの動作時のプレート損失（Pd）は4Wで、1626の最大規格5Wに対し80％の動作となっていますので規格上、長寿命設計となっています。 ■シャーシ塗装面に少し擦り傷があります。