西ドイツ時代のSachtler社100mmΦハーフボールビデオ/動画用ヘッドです。 大げさではなく、世界的トップクラスの操作感が味わえます。 かなり古いものですが、問題なく動作しますし普通に使用可能です。 パン/ドラッグ個別に、強さは7段可変+フリーの8段となっており、問題なく切り替わります。もちろん重さも変化します。 ボール径は100mmで、一般的な100mmハーフボール対応の三脚に対応します。 現代のザハトラーと何ら遜色ない快適で正確な操作感だと思いますが、カウンターバランスとシュープレート部分が大きく異なります。 カウンターバランスはフリー=なし、またはスプリングの角度で7段程度の可変=要は前後のバランス対応となり、強弱そのものは変更できません。 また、シュープレートは着脱式ではなく、フネやスライドシューブロックを装着しての使用が前提というか現実的です。 軽量カメラ+レンズの場合は、カウンターなしでの運用となると思いますが、ドラッグ強弱とスライドシューブロックのバランスによってある程度の対応がききますので、それほど不便を感じませんでした。それよりもカウンター強弱があっても、カウンター入りっぱなしでうまくバランスが取れないほうがストレスがたまると思います。 個人的にはこれ以上のものは要らないほど素晴らしい操作感で、たとえば超望遠で飛行機の離陸や走る物体や人などをなめらかでスムーズに追うというようなことはさほど難しくなくこなせますし、じっとりなめらかにゆっくりとパンして、ゆーっくりと止めるような動画も普通に撮れます。 パン/ドラッグの強弱を切り替えれば、スポーツものなどで振り回すような素早い動きにも対応可能です。 保護箱入りで発送します。